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小野田医院

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〒216-0035 神奈川県川崎市宮前区馬絹526-7 第1ケーエービル

生活習慣病

生活習慣病

 高血圧症、脂質異常症(高脂血症)、糖尿病、痛風、メタボリックシンドロームは、生活習慣に関係の深い慢性疾患です。

 これらの疾患は、動脈硬化の進行につながります。

 メタボリックシンドローム(内蔵脂肪症候群)は、内臓脂肪型肥満と、 高血圧・高血糖・脂質異常のいずれか二つ以上を同時に発症した疾患です。
メタボリックシンドロームに、高血圧、高血糖、高脂質などが重なると、動脈硬化につながるリスクが非常に高くなります。

  

生活習慣病のチェック

生活習慣病のチェックリスト

 下記のリストにチェックが多いほど、メタボリックシンドロームになりやすい生活習慣を送っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 (※「現在、習慣的に喫煙している者」とは、「これまで合計100本以上、または6カ月以上吸っている者」であり、最近1カ月間も毎日、またはときどき吸っている者)

 

生活習慣病予防プログラム
① 評価
測定 身長、体重、BMI、血圧。
問診 飲酒、喫煙、食生活、運動、既往歴、家族歴など。
検査 血液、尿(血糖、コレステロール、尿酸、肝機能、腎機能など)。

*異常があれば追加検査:頸動脈エコー、血管進展性検査、胸部レントゲン、心電図、腹部エコーなど。

*川崎市在住で受診券のある方は、特定健診でも可能です。

  

② 計画
生活習慣病の自然経過
健康
→メタボリックシンドローム(±)
→高血圧症、糖尿病、高脂血症
→心筋梗塞(心不全)、脳卒中(麻痺など)、がん、腎臓病(透析)、肝臓病(肝硬変)、
 骨粗しょう症(骨折、寝たきり)、歯周病(入れ歯)、糖尿病性壊疽(足の切断)など。

 それぞれの患者様のステージ、ライフスタイルに応じて、継続可能な食事療法、運動療法、薬物療法を提案し、行っていきます。状態に応じて、異常がないかどうか再評価してゆきます(効果判定)。

 

生活習慣病と全身の疾患
① がん

 日本人の2人に1人が患い、3人に1人が亡くなっている病気です。頻度に差はありますが、全身に発生する可能性があります。放置すると、全身に広がり、臓器不全に陥ります。初期には症状はありません。完全に防ぐことはできませんが、禁煙や食生活の見直し、運動不足の解消などによって、「なりにくくする(予防する)」ことができる病気です。2015年のがん統計予測では大腸、肺、胃、前立腺、乳房(女性)の順にがん罹患数が多く、肺、大腸、胃、膵臓、肝臓の順にがん死亡数が多いです。

  

② 心筋梗塞

 心臓の筋肉(心筋)に、酸素や栄養を含む血液を送り込んでいるのが、心臓のまわりを通っている冠動脈という血管です。この冠動脈が、動脈硬化などが原因で狭くなると、心筋に送り込まれる血液が不足して胸が痛くなります。これが狭心症です。さらに動脈硬化が進んだり、何かの原因で血管内のプラークと呼ばれる脂肪などの固まりが破れて血栓ができ、冠動脈が完全に詰まって心筋に血液が行かなくなった状態を心筋梗塞と呼びます。心筋に血液が行かないと、その部分が壊死してしまい、壊死の部分が大きくなると心臓の収縮・拡張ができなくなるため、命にかかわる危険な状態となり、緊急の治療が必要です。禁煙、塩分・糖分・脂肪分のとりすぎに注意し、バランスのよい食事をして、高血圧症・糖尿病・高脂血症を予防すること、適度な運動(毎日適当な距離を歩く習慣をつけて下さい)、気分転換を図り、ストレスを避け、規則正しい生活を送ること、血縁の方に心筋梗塞症や狭心症の方がいれば、特に長年の悪い習慣を改める必要があります。

  

③ 脳卒中

 脳卒中は、脳の血管がつまったり、破れたりして、その先の脳細胞に栄養が届かなくなって、脳細胞が死んでしまう病気です。脳の損傷の程度により、意識障害、麻痺などが残って、寝たきりの原因の3割となっています。発生頻度は脳梗塞、脳内出血、くも膜下出血順に多く、2020年には300万人を超すといわれています。予防は心筋梗塞と同じです。

  

④ 糖尿病

 糖尿病とはインスリンの作用不足により、血液の中に含まれる糖分が高くなり、全身の血管が侵される病気です。初期は無症状で、たまたま検診により見つかることがあります。のどが渇く、尿の量が多い、だるい、足がしびれる、目が見えにくくなるなどの症状が出た段階では、すでに様々な合併症が起こっていることもあります。三大合併症は神経、目、腎臓で、放置すると足のしびれや痛みがとれなくなったり、失明したり、生命を維持するために人工透析が必要になったりします。このような症状は治ることはありません。また心臓病、脳卒中のリスクも高くなります。末梢循環不全により、足が壊死を起こし、切断が必要になることもあります。

  

⑤ 高血圧性疾患

 高血圧が持続して、心肥大となり心不全になります。また腎臓の血管が動脈硬化をおこし、慢性腎不全となります。

  

⑥ 肝硬変

 ウイルス感染、アルコール、非アルコール性脂肪性肝炎などによって肝臓に傷が生じますが、その傷を修復するときにできる「線維(コラーゲン)」というタンパク質が増加して肝臓全体に拡がった状態のことです。肉眼的には肝臓全体がごつごつして岩のように硬くなり、大きさも小さくなってきます。顕微鏡でみると肝臓の細胞が線維によって周囲を取り囲まれている様子が観察できます。そこで肝硬変になると、肝臓が硬いために起こる腹水や食道静脈瘤と、肝臓機能が低下するために起こる肝性脳症や黄疸が問題となります。

  

⑦ 慢性腎不全

 糖尿病、高血圧症、腎炎などが原因で、末期に到るまでほとんど症状が無いのが特徴です。もちろん尿も十分に作られます。しかし、末期となれば慢性透析療法が必要となります。急性腎不全と異なり、治ることは期待出来ません。腎機能が正常の10%以下に低下した末期腎不全に至ると、腎移植を受けない限り一生透析療法を受けなければなりません。

  

⑧ 骨粗しょう症

 初期の骨粗しょう症では症状が乏しく、ある程度進行してから自覚症状が出ます。骨量の減少が進むにつれて、次第に背中や腰の痛み、背中や腰が曲がる、身長が縮む、骨折などの症状が現れてきます。背中や腰の痛みは、脊椎(背骨)の骨折に伴うもので、転んだだけで腕や足などを骨折してしまうこともあります。カルシウム不足、運動不足、喫煙は悪化させます。

  

*三大疾患(①~③、死因の順)、七大生活習慣病(①~⑦)
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