終末期・希望

Trouble

この記事の監修者:小野田医院 院長 小野田医師

川崎市で終末期の自宅看取りで悩むご家族へ
「最期まで家で過ごしたい」を叶える選択肢

「もう入院したくない。最期は住み慣れた家で過ごしたい」

大切なご家族からそんな言葉を打ち明けられた時、ご本人の希望を叶えてあげたいという深い愛情と同時に、「本当に家で看取れるのだろうか」「素人の私には怖くて限界かもしれない」という強烈な不安が押し寄せてきたことと思います。命と向き合う日々の中で、誰にも言えないプレッシャーを抱えていませんか?

がんの終末期や老衰において、お看取り先を「病院にするか、自宅にするか」で悩むのは、ご家族として当然の葛藤です。ご自身を責める必要は全くありません。

このページでは、終末期を自宅で過ごすことへの恐怖や、ご家族の負担、そして「いざその時が来たらどうすればいいの?」という準備の不安に対し、ご家族が心穏やかに、後悔のないお別れの時間を過ごすための解決策を、専門医の視点から分かりやすくお話しします。

あなたは決して一人ではありません

A message to you

あなたは『看護師』に
ならなくていいんです。

ご自宅でのお看取りは、ご家族の自己犠牲だけで成り立つものではありません。私たちが24時間体制でお支えします。ただの『ご家族』として、そばで手を握ってあげるだけで十分なのですよ。

Trouble

現在、あなたは以下のような重い決断や不安を抱えていませんか?

  • 入院したくない(最期まで家で過ごしたい)
  • お看取り先を悩んでいる

ご自身の状況に一番近いものを選択し、私たちが一緒にできる解決策を読んでみてくださいね。

  • 「最期まで家で過ごしたい」けれど、自宅で看取るのが不安
  • 病院か自宅か、お看取り先をどうすべきか迷っている
  • いざという時の手順や、急変時の対応がわからない
Solution 01

「最期まで家で過ごしたい」けれど、自宅で看取るのが怖い

なぜこの悩み・限界を感じてしまうのでしょうか?

病院にいれば、ナースコールを押せばすぐに看護師さんが駆けつけてくれます。しかしご自宅となると、「もし急に苦しみだしたらどうしよう」「私が寝ている間に息を引き取ってしまったら…」と、常に命の責任を背負わされているような重圧を感じてしまいますよね。がんの終末期などで痛みを伴う場合、その苦しむ姿を家で見続けることへの恐怖が、ご家族の心身を限界まで追い詰めてしまうのです。

我慢し続けるとどうなるの?

専門的なサポートがないままご家族だけで抱え込んでしまうと、心身の疲労からご家族自身が倒れてしまいます。また、ご本人の希望だからと無理をして在宅療養を続けた結果、十分な痛みのコントロールができず、「こんなに苦しむなら病院に居させてあげればよかった」と、ご家族の心に深い後悔やトラウマを残してしまう危険性があります。

What we do

病院と同じレベルの「痛みのケア(緩和ケア)」をご自宅で

末期がんの強い痛みや息苦しさに対して、医療用麻薬などを用いた適切な緩和ケアをご自宅で行います。「家だと痛みを取ってあげられない」ということはありません。ご本人が苦しまず、穏やかに過ごせることを最優先に治療します。

24時間365日繋がる、医療チームの絶対的なお守り

訪問診療の医師と、連携する訪問看護師がチームとなり、いつでもすぐに相談・往診できる体制を整えます。夜間や休日の急変時でも、お電話一本で私たちが駆けつけますので、ご家族は安心して夜眠ることができます。

ご家族の「心のケア」を最も大切にします

在宅看取りにおいて一番ケアが必要なのは、日々命と向き合っているご家族の皆様です。私たちはご本人の診察だけでなく、ご家族の不安や恐怖にもじっくりと耳を傾け、一緒に泣き、一緒に考えながら並走いたします。

マンガでわかるサポート事例:A様(40代女性)の場合

末期がんで「自宅に帰りたい」と強く希望されたお父様。娘のA様は「痛がったらどうしよう。私には無理です」と恐怖で震えておられました。当院が退院したその日から訪問を開始し、訪問看護師と毎日連携しながら痛みをコントロール。お父様はご自宅のリビングで大好きなお酒を一口舐め、A様も「プロがついてくれているから怖くない」と穏やかな笑顔を取り戻し、温かい最期の時間を過ごされました。

看取りに不安を感じている方からの「よくあるご質問」

末期がんで病院を退院して、すぐに自宅での看取りに切り替えられますか?

はい、可能です。退院前から病院の主治医やソーシャルワーカーとしっかり連携し、医療用ベッドの手配や痛みのケアの引き継ぎなど、ご自宅での生活がスムーズに始められるよう私たちがすべて調整いたします。

痛みを和らげるお薬の管理を、家族が間違えないか不安です。

ご安心ください。お薬は飲み間違いが起きないよう工夫し、必要であれば訪問看護師や薬剤師がご自宅でしっかりと管理・サポートします。ご家族に重い責任を負わせることはいたしません。

ご本人の「家に帰りたい」という希望を叶えてあげたい
まずはご家族の不安や限界を、
私たちにすべて打ち明けてください!

Solution 02

病院か自宅か、お看取り先をどうすべきか迷っている

なぜこの悩み・葛藤を感じてしまうのでしょうか?

「病院にいれば医療的には安心だけれど、面会時間が短く孤独な思いをさせてしまうかもしれない」「自宅ならずっと一緒にいてあげられるけれど、何かあった時にすぐ対応できないのではないか」。

この二つの選択肢の間で、正解がわからずに悩み苦しむのは、ご本人を深く愛している証拠です。ご自身の生活や仕事もある中で、お看取り先の決断を迫られることは、どれほど重く孤独なことでしょう。

悩み・迷いを抱え続けるとどうなるの?

「どうしていいかわからない」と結論を先延ばしにしている間に、ご本人の状態が急激に悪化し、自分の意思を伝えられなくなってしまうことがあります。結果として、ご本人もご家族も望まない環境でお別れの時を迎えてしまい、「あの時、思い切って家に連れて帰っていれば…」と、一生消えない後悔の念に駆られてしまうことが最も悲しい事態です。

What we do

「やってみて、ダメなら病院へ」という柔軟な選択肢の提示

「一度自宅に帰ったら、もう二度と病院には戻れない」と思い詰める必要はありません。まずはご自宅に帰ってみて、もしご本人の痛みが強くなったり、ご家族の介護負担が限界を超えそうになったりした場合は、いつでも病院(ホスピスや緩和ケア病棟)へ戻れるように私たちが手配・連携いたします。

「自宅での看取り」のリアルな生活を丁寧にご説明します

漠然とした不安をなくすため、ご自宅でどのようなスケジュールで医師やヘルパーが入り、どれくらいの費用がかかるのかなど、具体的なパンフレットや事例を用いてご説明します。

一人暮らし(独居)での在宅看取りもご相談に乗ります

「家族が同居していないから自宅看取りは無理」と諦めることはありません。地域のケアマネジャーや訪問看護、介護サービスをフル活用し、お一人暮らしでも安心して最期までご自宅で過ごせる体制を構築します。

マンガでわかるサポート事例:B様(30代男性)の場合

「母を家に連れて帰りたいけれど、仕事もあるし私には無理かもしれない」と深く悩んでいたB様。当院の相談窓口にお越しいただき、「もし限界が来たら、また病院に入院できるよう手配しますから、一度お家に帰してみませんか?」とご提案しました。お母様は住み慣れたご自宅に帰り、大好きだった愛犬の隣で過ごすことができ、B様も「あの時決断して本当に良かった」と涙ながらに語ってくださいました。

病院と自宅でお悩みの方からの「よくあるご質問」

途中で家族の介護が限界になったら、どうすればいいですか?

ご家族が倒れてしまっては元も子もありません。どうしてもご自宅での療養が厳しくなった場合は、一時的な入院(レスパイト入院)や、ホスピスへの転院などを速やかにサポートいたします。どうか気負いすぎないでください。

どのタイミングで「自宅で看取る」と決めればいいですか?

「退院を勧められた時」や「治療が難しいと言われた時」が一つの目安ですが、決断に期限はありません。迷っている段階から当院の無料相談をご利用いただき、専門家と一緒にじっくりと考えていきましょう。

看取り先を「病院か自宅か」で迷ってしまう
という方は、後悔のない選択になるよう
一緒に考えましょう。

Solution 03

いざという時の手順や、急変時の対応がわからない

なぜこの悩み・不安を感じてしまうのでしょうか?

「もし目の前で息をしていないことに気づいたら、どうすればいいの?」「救急車を呼ぶべき?それとも警察が来るの?」

人が亡くなる瞬間に立ち会う経験は、多くのご家族にとって初めてのことです。ドラマや映画のイメージしかなく、具体的な手順やルールがわからないため、「いざという時、自分がパニックになってパトカーが来たらどうしよう…」と、得体の知れない恐怖を感じてしまうのです。

わからないまま放置してしまうとどうなるの?

いざ息を引き取られた時、慌てて「119番(救急車)」を呼んでしまうケースがよくあります。ご自宅での看取りを望んでいたにも関わらず、救急隊が到着するとルール上、心臓マッサージなどの蘇生措置を行わなければならず、ご本人が苦痛を伴う形で病院へ搬送されてしまいます。また、かかりつけ医がいない状態で自宅で亡くなると「不審死」扱いとなり、警察の介入(現場検証など)が入ってしまい、ご家族の心に大きな傷を残してしまいます。

What we do

「慌てず、まずは当院へお電話を」という明確なルールの共有

息を引き取られた、あるいは呼吸がおかしいと感じた時は、救急車ではなく「当院の24時間緊急ダイヤル」へすぐにお電話ください。医師や看護師が電話で状況を伺い、速やかにご自宅へ駆けつけます。事前に手順を何度もお伝えしますのでご安心ください。

医師が駆けつけ、警察を介さずに「死亡診断書」を発行します

定期的に訪問診療を行っている患者様であれば、ご自宅で最期を迎えられた際、医師が直接診察して死亡確認を行い、「死亡診断書」を発行します。そのため、警察の介入や検視などは一切なく、ご自宅の温かいベッドのままで静かにお別れができます。

死後のケア(エンゼルケア)まで優しくサポートします

息を引き取られた後も、ご家族がすぐにお別れの準備ができるよう、訪問看護師がお体を綺麗に拭き清め、お着替えを整える「エンゼルケア」を行います。最後まで尊厳を守り、温かい時間をご提供します。

マンガでわかるサポート事例:C様(50代女性)の場合

「いざという時、絶対にパニックになって救急車を呼んでしまう」と不安だったC様。当院から「何かあればいつでも、何時でもこの番号に電話してくださいね」と専用のマグネットをお渡ししていました。深夜にお父様の呼吸が静かに止まった時、C様は涙を流しながらも当院へお電話をくださいました。医師がすぐに駆けつけ、警察沙汰になることもなく、ご家族全員で手を握りながら穏やかにお見送りをされました。

※小野田医院ではご本人様・ご家族様のために、このようなマグネットをお渡ししています。裏側がマグネットになっておりますので、ご自宅の冷蔵庫に貼り付けてご活用ください。

看取り時の対応にお悩みの方の「よくあるご質問」

息を引き取った時、すぐに葬儀屋さんに連絡しなければいけませんか?

まずは当院へお電話いただき、医師が到着して死亡確認を行うまでは、そのままの状態でそばにいてあげてください。死亡診断書が発行された後に、ゆっくりと葬儀社様へご連絡いただければ大丈夫です。

夜中や早朝に亡くなってしまった場合でも、すぐに来てくれますか?

はい、もちろんです。深夜であっても早朝であっても、お電話をいただければ医師が速やかにご自宅へ往診に向かいます。何時間もお待たせするようなことはありません。

「最期の時の手順や、警察・救急車の対応がわからない」
という方は、いざという時に慌てないよう
ご不安をスッキリ解消しませんか?

「最期まで家で過ごさせてあげたい」というご本人の希望を叶えることは、決してご家族の自己犠牲の上に成り立つものではありません。医療や介護の専門家をチームとして巻き込み、上手に頼ることこそが、後悔のない穏やかなお別れに繋がります。

病院の個室代や、毎日のように通う交通費・労力を考えると、「もっと早く在宅医療に切り替えて、家でゆっくりした時間を過ごせばよかった」とおっしゃるご家族が非常に多いのです。

「まだ家で看取ると決まったわけではない」という段階でも全く構いません。まずは選択肢について知るだけでも、心に余裕ができるはずです。

この記事の監修ドクター

小野田医院 院長 小野田恵一郎 医師

命の終わりに直面した時、迷い、怖がり、涙を流すのは、ご本人のことを誰よりも深く愛しているからです。どうかお一人で抱え込まず、その不安をすべて私たちにぶつけてください。病院か自宅か、どちらを選んだとしても、ご家族が『これでよかったんだ』と思える最期の時間を、私たちが全力でサポートいたします。

川崎在宅医療情報相談室(小野田医院 相談窓口)

在宅医療・訪問診療に関する疑問や、日々の介護の不安を専門スタッフに相談してみませんか?

相談は完全無料!「まずは話だけ聞いてみたい」という方も大歓迎です。

万が一の時の対応や、退院の手続きについて丁寧にわかりやすくご説明します。

他にも、このようなお悩みはありませんか?